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イタリアへ

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突然ですが7月1日(月)〜7日(日)まで仕事でイタリアへ演奏旅行に行って参ります。

埼玉県南地域をはじめ全国各地で活動されている
声楽家(テノール)で合唱指揮者でいらっしゃる小林浩先生率いる混声合唱団とソリスト4名の伴奏をさせて頂くと共に、
現地(シチリア島ベルパッソ市)の混声合唱団との国際交流演奏会の伴奏ピアニストとして
今回のこのイタリア演奏旅行にお声掛けを頂いた次第です。

既決の伴奏ピアニストさんのキャンセルにより急遽私に打診を頂きましたのはこの4月の半ば、
親父が亡くなる数週間前のことでした。

観光やレッスン受講で若い頃には何度かヨーロッパを訪れましたが、
仕事でヨーロッパを訪れるのは恥ずかしながら今回が初めてです。

亡くなる数日前の親父からは
今回のこの私のイタリア行きを親としてとても喜んでいるとの旨のメールを貰いましたが、
それが親父と交わした最後のメールになってしまいました。

親父が急逝したのが4月18日(木)、
その直後には所属先のバレエ学校の実技試験伴奏、告別式、大小織り混ぜ三件の本番と49歳の誕生日を越えて…。
気が付けばもう出発前一週間を切っていました。

ぶっちゃけ忙しかったこの二ヶ月と少し…。
でも不思議です、親父が亡くなってまだ三ヶ月にも満たないのですね。
なんかもう半年ぐらいが経っている感じがするのですが…。
時間の感覚がちょっとヘンな感じです。

現地で演奏するプログラム(↑写真↑)も確定致しました。

シチリア島が舞台の「カバレリア・ルスティカーナ」のアリアや合唱部分は
今までにも何度か手掛けてきましたが、
まさかその舞台の地に歌い手とともに自分が訪れ演奏をするなどとは
夢にも思ってはいませんでした。

私が敬愛して止まない作曲家ショパンが敬愛していた作曲家ベッリーニ。
「私(ショパン)のノクターンを流麗に弾こうとするならばベッリーニのアリアを聴きなさい」とショパンは言っていたと数々の伝記に記されています。

八年前ほど前には市民オペラ団体主催のベッリーニのオペラ「ノルマ」で
稽古ピアニストと本番ピアニストを務めさせて頂きましたが、
まさかその作曲家であるベッリーニの生地を訪れて
その名を冠した劇場と博物館を見学する機会に恵まれようとは
夢にも思ってはいませんでした。

そんな私にこのような貴重なチャンスを与えて下さった小林浩先生はじめ関係者の方々には
改めまして感謝を申し上げます。

本番会場は屋外なので、風で楽譜が飛ばないように何らかの対策を練らねばなりません。
(・_・;

一週間後はシチリア島に着いていて本番前夜です。
( ̄0 ̄;

スーツケース買ったは良いがまだ何も準備していないんですョ(汗)…。

携帯充電のためのコンセントの変換プラグの購入、ユーロへの両替etc…。

急がないと!
(>_<)
by tn-pf | 2013-06-26 01:17

バレエ・声楽・オペラ伴奏ピアニストの日記

by tn-pf
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